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天皇杯3回戦:ザスパ草津

さてさて、久しぶりにザスパ草津戦のレビューを書いてみる年寄りGKです。振り返ってみると1年以上試合のレビューを書いてなかったですね。昨年の10月から新しいシステムの開発と稼働に四苦八苦していたので、レビューを書く時間がまったく取れませんでした。(それ以前に今年はナリが試合に出てないということも...)

天皇杯3回戦、ジャイアント・キリングを期待されたザスパ草津戦。ナリから一応群馬には行きますというメールをもらい、一縷の望みを抱いて向かった群馬サ でしたが、心配していた通りナリはメンバー落ち。FC岐阜コアサポの方々が快くスペースを作ってくださって、バックスタンドに張らせてもらったダンマクも 寂しく風にあおられてました。

バックスタンド中央付近に陣取っているとナリがやってきてしばし雑談。ナリが周りの草津サポの子供たちに、
ナリ:「今日は何対何だと思う?」と問いかけると
子供たち:「3対1」
私:「う〜む、いいセンついてるねぇ...」
ナリ:「お、厳しいね」
私:「カテゴリーがふたつ違うからね」
ナリ:「やっぱりJ2は(スタジアムの雰囲気が)違うね」
その後、元横浜FCでナリのチームメイトだった佐藤選手がバックスタンドに来てくれてしばし雑談&記念写真、周りの草津サポ騒然。

20061008

草津サポの目線から見れば、格下相手に3点は欲しい。でも、相手も多くの元Jリーガーをかかえる話題のチームだし、1点は取られても仕方ないかなという予 想。私たち目線からすれば、勝ってほしいけれどカテゴリーの差を考えると現実問題難しいだろうし、何とか1点はとって欲しいなという予想。第三者の評論家 的な目線から見れば、3−1で草津の勝利という予想は、正直いいセンいってるかなと思いました。

そんな試合開始前の草津サポとの心温まる交友(笑)を終えてキックオフ。草津のスタメンツートップは、佐藤、高田というスピードのあるツートップで、最も 岐阜が苦手としそうなタイプのFWを組み合わせてきました。特に高田は王子あるいは貴公子と呼ばれる風貌とは裏腹にゴール前での泥臭いプレイが売り。一方 の佐藤は横浜FC時代は「無敵のフィジカルストライカー」と呼ばれ、草津では「マッスルまちゃみ」と呼ばれている突進が魅力のプレイヤーです。

そしてこのツートップを操る影の大番頭に秋葉。今回の対戦前に草津の情報をネットで漁っていて、秋葉がいることを知りびっくり。私たちはボランチ大好き人 間で、当然ながら秋葉選手も私たちの好きなボランチの一人なのです。新潟で殿とダブルボランチを組んでいたことから勝手に殿の弟子と認定してます。(笑)

試合は、大方の予想を覆して開始5分もしないうちに決着。まずは1分に右(島田?)からのクロスがゴール前の高田、佐藤を素通りしてファーサイドの佐田 へ、佐田からの折り返しのクロスを高田が決めて瞬殺。ゴールシーンでのディフェンスを反省する以前に、キックオフ直後(たしか岐阜ボールでのキックオフ だったような...)にあそこまで持ち込まれてしまったことのほうが問題。

続いて、5分に秋葉、佐田とわたったボールを佐藤がゴール前で受けて再び佐田に戻して佐田がシュート、曽我部がこぼしたところに高田が詰めて2点目。1点 目、2点目ともに少ないタッチでジグザグに動くボールと人にまったく対応が取れないまま。東海リーグでもたまたま失点に結びつかなかっただけで同様のシー ンはいくらでも見られたのですが...

2失点後、高木(和)からの低いクロスを、松江が右足インサイドで合わせ損なったのが痛かった。あれが決まっていればもう少し草津を慌てさせることができ たかもしれません。この後は、若干守り気味になった草津を相手になかなか崩すことができず前半終了。前半の15分以降はただひたすら時間を消化するためだ けにあったような時間でした。

後半に入って、FC岐阜は、左SBの平岡に代えてCBに伊藤、前半CBだった山田を左SBに。これは、前半半ばに接触プレイで平岡が左足首あたりを負傷し たためだと思われますが、試合の流れはさほど変わらず。何とか流れを引き寄せたい岐阜は、59分に松江に代えて森山を投入しますが、ウォーミングアップで ランニングさえも満足にできない状態ではあまり多くを期待できません。一方の草津も62分に佐藤に代えて吉本、68分に中井に代えて斎藤を投入し前線と中 盤をリフレッシュ。個人的には太田を見たかったので佐藤→吉本の交代は残念でした。

草津は、本当に岐阜をよく研究してきたようで、片桐や高木(和)にボールが入るとある程度持たせて外に追い出し、決して危険な中央のエリアに入り込ませ ず、運悪く突破されクロスをいれられても中央でチカを中心にこれを弾き返すという強固さ。中盤も秋葉を中心にしっかりとしたディフェンスと奪ってからの素 早い展開を心がけており、一旦ボールを奪われるとあっという間に岐阜ゴール前に迫ってくるため、岐阜もファールで草津を止めるシーンが増えてきます。

この日の主審は、知る人ぞ知る大西。後半だけで6枚のイエローカード(前半は2枚)が飛び交ったことからも分かるように、思うような試合運びができない岐 阜には徐々にいらだちが目立つようになり、82分の直接FKからのだめ押し点でそのイライラは頂点に達してしまったように感じられました。

この失点以降、とある選手がファールで倒されるたびに倒れたままで審判に執拗にカードを要求して時間を無駄遣いするようになりました。残り時間数分で 0−3で負けてるのに、審判への無意味なアピールで貴重な時間を無駄遣いするようなプロサッカー選手を見たことなかったのでちょっとびっくり。まるでおも ちゃを買ってもらえなかっただだっ子。

対戦チームの時間稼ぎに加担してどうするよ。
さっさと起きて、守備につけよ。ボールを奪えよ。
プレイスタイルと同様周りが見えてないというか何というか。
それ以前に3トップになった理由とすべきことが分かっているのかと...

恐らく、これが今のFC岐阜の限界。
全てが甘い。

最終的には、86分に中尾がこの試合2度目のイエローカードを受けて退場でジ・エンド。以前、「(勝つためには)プライドないですから、自分。必要なとき には削りますから。」と言い切り、この日も劣勢の中あきらめることなく厳しく相手をマークし、必要なときにしっかり削って1枚目のイエローカード。当然の こととふて腐らず淡々とカードを受入れてきた男が最後の最後に異議で警告を受けて退場となる。何を言ったのか分かりませんが、2度目のイエローカードを淡 々と受入れて無意味な抗議で時間を無駄にせずピッチを去る。無念、漢 中尾。

ジャイアント・キリングならず。

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